何も用意していないのに急に沢山のお友達が家に来ることになったり、近所のお店が開いていない夜の時間や休日に急にスイーツが食べたいと言われたりした時はありませんか。
そんな時に便利な1時間ぐらいで、必要な材料とオーブンなどの機器があればできる簡単本格シュークリームのグルメレシピを紹介します。
シュークリームに必要な材料は、バターと小麦粉(薄力粉)と卵と砂糖と牛乳です。最初にシュークリームの中に入れる、カスタードクリームを作ります。作る個数に応じて使用量が違いますが、バターを冷蔵庫から出して常温で置いて溶けやすくしておきます。
同時にシュー生地を焼く時に使うオーブンを、200℃にセットして余熱しておきます。シュー生地は鍋とボールを用意して、バターと水を適量鍋に入れてから中火で沸騰するまで温めます。
バターが完全に溶け切ったのが確認出来たらボールに入れて、薄力粉を少しずつ加えながらかき混ぜて行きます。素早くかき混ぜられる自信があるひとなら一気に入れてもいいですが、力がない人や自信が無い人は3回ぐらいに分けて入れた方がダマができにくいです。十分に混ざりきったら、卵黄を少しずつ加えて混ぜて行きます。
卵黄を入れて混ぜて行くにつれて、硬かった生地が次第に滑らかになって行きます。それができる頃には、オーブンがしっかりと予熱できているので、膨らむのを考慮に入れて、2から3センチぐらい間隔を開けて直径4センチぐらいの大きさにスプーンなどを使って並べます。
並べ終わったら、霧吹きなどを使ってシュー生地の表面を水で濡らしておきます。ここで生地を水で濡らさないと、シュー生地を焼いても上手く膨らまなくなります。200℃に設定したオーブンで、生地全体を一気に温めるために15分から20分程度焼きます。
その後間髪入れずに、180度に温度を下げて約20分程度、お好みの焼き色が付くまで焼きます。薄い焼き色が好きな人は短めで、茶色い焼き色が好きなら長めに焼くのがコツです。焼けたら温かいうちに、シュー生地の間にクリームを挟むために切れめを入れていきます。冷めて生地がパリパリ感が無くなると、切り難くなるので温かいうちに切れ目を入れた方が旨くいきます。予め先に作っておいたカスタードクリームを、シュー生地に入れば完成です。ちょっとアレンジを加えたい場合には、ひと手間かけてカスタードクリームとホイップした生クリームを入れると見た目の高級感も出せます。