「いももち」は北海道の郷土料理として有名な食べ物であり、北海道でたくさん生産されているじゃがいもが使われた料理です。少ない材料の簡単レシピがあるので、作り方を覚えて自宅でも作ってみることをおすすめします。

用意するものはじゃがいも・片栗粉・塩の3つです。小さめのいも餅を10個ほど作る場合は、中くらいのじゃがいも3個、片栗粉25g、塩小さじ4分の1を用意すると良いでしょう。片栗粉はじゃがいもの重量に対して約10%となるように使うとちょうど良いので、量を増やす場合はこれを意識しながら増やすと良いです。作り方は5ステップの簡単な作業なので、料理が苦手な人でもチャレンジしやすいでしょう。ステップ1では、じゃがいもの皮を剥いた後に厚さ1cmほどにスライスし、耐熱ボウルにこれと水大さじ1杯を加え、ラップをかけて600Wのレンジで5分ほど加熱します。潰せるほど柔らかくなっていたらステップ2に移り、マッシャーなどを使って潰していき、塩を入れて馴染ませてください。ステップ3では、水大さじ2杯を加えてから粗熱が取れた後に片栗粉を加えて混ぜます。ステップ4では丸めて形を整え、焼きやすいように平らに潰してください。最後のステップ5では、サラダ油かバターをひいたフライパンで薄い茶色の焼き色がつくまで焼けば完成です。
基本のレシピはこのようになっていますが、基本を押さえておけば色々とアレンジすることができます。丸めるときにチーズを入れることでチーズいも餅にすることもできますし、甘じょっぱいみたらし団子にかけるようなタレをつくっておいて最後に絡めるレシピもおすすめです。片栗粉を加えて混ぜる段階でカレー粉を入れておけば、カレー風味のいも餅にすることもできます。肉みそを中に入れたり、海苔で巻いて食べたり、シンプルにケチャップをかけて食べたり、様々な楽しみ方ができるレシピだと言えるでしょう。いも餅の良いところは、簡単に作れる上にアレンジ方法も簡単だというところです。30分ほどでつくることができるので思い立ったときにサッと作ることができますし、形を整える作業など簡単で楽しい作業があるので子供と一緒に作ることもできます。
コンビニのホットスナックコーナーやスーパーのお惣菜コーナーで手に入ることもあるいも餅ですが、実は自分でも簡単に作れることを知っておくと良いでしょう。おやつや軽食、おつまみや夕飯の1品など、様々なシーンで食べられるものなので、積極的にこれを作ってみることをおすすめします。