ヨーロッパで人気のデザートと聞くと、おしゃれなスイーツを思い浮かべる人が多いかもしれません。実はヨーロッパの人気のデザートは、現在日本でも数多く紹介されているので、知らない間に食べているお菓子がヨーロッパ原産である可能性もあります。ヨーロッパは水津先進国でもあり、中には日本でも有名な世界の定番スイーツや伝統菓子などもあるので、そのいくつかをご紹介します。
第一に挙げられるのはフランスのマカロンです。近年では日本でも爆発的ヒットを果たしましたが、このマカロンはフランスの伝統的な焼き菓子とされています。日本でも有名なのは、二枚の生地の間にクリームが挟まれたものですが、本場フランスの場合には地域によりさまざまな種類のマカロンがあります。そのなかでも有名なものが、修道女たちが作り上げたとされる平べったくひび割れているものです。これは胃に負担がかからないようにとつくりあげられました。そのほかにもはちみつがたっぷりと含まれているものや、香ばしくもっちりとした口当たりのものなど、地方独自のさまざまな種類のものがあるので、比較して食べ比べてみるのも楽しいでしょう。
日本でも有名なバウムクーヘンは、ドイツ生まれのお菓子です。バウムには木の意味があり、クーヘンはケーキという意味が込められています。つまり日本語に直すと木のようなケーキという意味になり、バウムクーヘンを切ると年輪のような模様が現れるので、これが名前のもとになっています。日本の場合にはプレーン味が一般的なものとなっていますが、本場のドイツではチョコレートでコーティングされているものや、クリームが中に入っているものなど、楽しみ方が無限に広がります。日本ではスーパーやコンビニでも手軽に購入することができるお菓子ですが、ドイツの場合にはクリスマスに食べるものだと言われています。本場のバウムクーヘンを食べたいと思っても、時期によっては食べるのが難しいかもしれません。
そしてイタリアで有名なお菓子がズコットと呼ばれるものです。これはイタリアでは定番のデザートとなっていて、ズコットとは神父が被る小さな帽子を意味しています。名前の通り帽子のような形が一つの特徴であり、柔らかいスポンジ生地の中にナッツやチョコレート、生クリームなどがたっぷりとはいっています。これを凍らせて食べるのもおいしい食べ方の一つであり、日本のお菓子にはないような新しい食感を味わうことができるでしょう。そのほかにも様々な人気デザートがあるので、様々なものを食べ比べてみましょう。