日本には美味しいスイーツがたくさんありますが、世界には日本のスイーツとは一味違った魅力的なものが数多く存在しています。スイーツ好きであれば、マルバプディングについても知っておくことがおすすめです。南アフリカの郷土菓子であり、簡単に説明すると温かいスポンジプディングだと言えます。日本で調達できる材料でも簡単に作れるので、作り方を知っておきましょう。

ここからは作り方を紹介します。材料はプディング生地とソースに分けて考えることができ、前者では無塩バター80g、アプリコットジャム80g、グラニュー糖150g、全卵2個、薄力粉270g、ベーキングパウダー20g、牛乳150mlが必要です。ソースは無塩バター100gにグラニュー糖100g、生クリーム100mlに牛乳100mlを用意してください。
まずはプディング用の材料であるバターとアプリコットジャムを混ぜます。冷たいバターでは混ざらないので、あらかじめ室温に戻しておきましょう。2つが混ざったら砂糖を加えて混ぜ、全卵と牛乳も少しずつ加えながら馴染ませていきます。粉物はふるいにかけておき、バターなどを混ぜたものと混合してください。全てを混ぜ終えたら型に生地を入れて165℃で約30分焼き上げます。焼いている間にソースを作ることが可能です。とても簡単で全てを鍋などに入れて温めるだけとなっています。プディング生地が焼き上がったのであれば、熱々の状態のソースを上から染み込ませましょう。しばらく常温で放置することで生地の内側までしっかりとソースを浸透させることが可能です。
お好みのタイミングで食べることができ、早めに食べれば温かい状態が楽しめます。加熱可能なので食べる前に温める方法もおすすめです。温かいスポンジプディングですが、南アフリカでは冷やして食べられることもあります。冷やしても固くなることがないため、柔らかくしっとりした食感を楽しむことが可能です。軽い食感でありながらしっとり感もあるので、実際に食べてみると不思議なスイーツに思えるかもしれません。しかし、使われている材料は日本のお菓子でも採用されるものが多いものばかりなので、海外のお菓子だからと言って口に合わないと感じることはないはずです。マルバプディングは少ない手順で簡単に作ることができるので、自宅でも気軽に作れるでしょう。3時のおやつや食後のデザート、お客さんが来るときのおもてなしなどにマルバプディングを作ってみることがおすすめです。