デザートは別腹といわれるほどなので、食後のお楽しみに色々なスイーツを試してみる機会は少なくないはずです。世界各国の食文化に触れることの出来る日本でも、好みの問題から実際には目にしない種類も世界に目を配ればまだまだ眠っています。例えば世界で一番甘いスイーツとして知名度が高いのがクラブジャムンになります。

グラブ ジャムンとは、世界一甘いおやつと言われており、インド北部からパキスタンにかけて広がるエリアでは圧倒的な人気をほこるお菓子です。その特徴を一言で表現するとシロップ付けにした丸いドーナツということになります。インドを代表するスパイスの一つ、カルダモンをたっぷりとまぶしており、表面はカリッとした歯ざわりでたっぷりとシロップを吸い込んでいます。想像通り強い甘さで、極端な味わいのおかげで苦味を感じる方もいるそうです。
ただでさえ高カロリーのイメージが強いドーナツをたっぷりのシロップに漬け込んでいるので気になるのはカロリー。グラブ ジャム ン カロリーは1個で300キロカロリー以上と言われています。クラブハムンは、国内の実店舗ではほとんど販売されていませんが、大手ネットスーパーなどでは缶詰を購入することは可能です。グラブ ジャム ンの美味しい 食べ 方ですが、温めるとより美味しくなり、無糖ヨーグルトと合わせるなどの方法がおすすめです。
せっかくなら手作りで挑戦したいという方に、グラブ ジャムンの作り方を御紹介します。まずグラブ ジャムンの材料ですが、薄力粉大さじ3・ベーキングパウダー小さじ半分・水2カップにカッテージチーズ1/4カップとスキムミルクパウダーを1.5カップとカルダモンパウダー小さじ1/4を用意してください。これは生地になる部分の材料ですが、他にシロップ用に水と砂糖を各2カップも準備しておいてください。実際の作り方ですが、生地の材料を混ぜ合わせ、適宜ボール状に練り上げておきます。フライパンに揚油(サラダ油で可)を用意し、弱火でカラッとするまで揚げたら、取り出して油を良くきっておいてください。
別の鍋に砂糖と水を2カップ分ずつ混ぜ合わせて、砂糖が完全に溶けるまで加熱したら、さきほど揚げておいたものを漬け込んで、荒熱をとり冷蔵庫に15-20時間ほど漬け込んでおけば完成です。
このレシピはあくまで現地の作り方を踏襲したものなので、グラブジャムンオリジナルでは少し甘すぎると心配であれば砂糖の分量は加減しても大丈夫です。